豚インフルエンザ

センター長の素朴な疑問。

豚インフルエンザじゃないの
う〜ん、いいせんついてますねぇ。

インフルエンザウイルスは、生き物の細胞の中で大量にウイルス自身のコピーを増殖させますが、そのコピーの際にミスが起こることがあります(変異をおこして、似て非なるウイルスになるわけです)。コピーミスの結果、ほかの動物にもうつるウイルスになることがあるのです。
また、鳥から人間にうつるウイルスになるとき、豚が仲介する可能性もいわれています。豚には鳥インフルエンザ、人間のインフルエンザの両方がうつるのですが、両方のウイルスが豚の体内で交じり合って、別のウイルスが生まれる可能性があるというのです。以前にもこうして生まれたウイルスがあったのではないかと考えられています。
 
もし、こうして新しい インフルエンザウイルス が生まれれば、人間はそ の新種のウイルスに対す る免疫を持たないので、 流行すると大勢の犠牲者 が出る恐れがあります。